関係者はインタビューに応じた際に、第1期で開園したディズニーリゾートは3.9平方キロメートルのみだが、これはてこのような力で「大上海」の関連産業の発展を促すかもしれないと話した。
世界の現代的な大都市を見ると、観光業がそのサービス経済の重要な一部になっている。業界関係者によると、上海ディズニーの正式な開園により、上海の観光産業の飛躍的な発展に3つの効果がもたらされるという。
まずは観光・レジャーのシナジー効果だ。世界の来園者数トップ10のテーマパークのうち、ディズニーが9を占めている。昨年だけでも1億3000万人以上の観光客が、世界12ヶ所のディズニーランドで休日を過ごした。ディズニー効果により、上海の観光客数が毎年1000−1500万人増加し、上海の観光・関連産業の発展をけん引することになる。
興味深いことに、テーマパークに行きたがるのは子供だけという印象と異なり、上海ディズニーの開園以降の状況を見ると、高齢者が意欲的な主力軍となっている。これは明らかな「ロングテール効果」を示しており、今後の高齢化社会における上海ディズニーの発展が期待されている。