イギリスの『デイリー・メール』の6月28日の報道によると、サンタバーバラ地方検察局の検事は2003年、マイケル・ジャクソン氏の家宅捜索中にマイケル氏が収集していた大量のマネキンの写真を証拠用として撮影した。写真はジャクソン氏の自宅の休憩室から寝室までのほぼ全てを撮影したもので、そこには実物大の子供のマネキンがたくさん置かれていた。この調査で、「キング・オブ・ポップ」の秘密に包まれたクローゼットも初めて明るみになった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年6月30日
ある少年がジャクソン氏から性的虐待を受けたと証言してから、家宅捜索で見つかった書籍やビデオなどが裁判資料に加わった。写真は、1996年にジャクソン氏のコンサート会見で記者が撮影したもの。
サンタバーバラ郡の地方検事補ロン・ゾネン氏はRadarのインタビューに対し、「ジャクソン氏は長期にわたり児童を次々と部屋に連れ込んだことを認めている。性的虐待を受けたことのある少年は少なくとも5人いる。ジャクソン氏は彼らに性的行為をはたらいたと見られる」と語った。
2009年6月29日にマイケル氏の死後、少年はブログで、「ジャクソン氏の死の知らせを聞き、嘘をつき続けることはできない。謝りたい」とする声明を発表した。少年は、「ジャクソン氏に心から申し訳ないと思っている。許してもらえるかわからない。今になって初めて、もう嘘はつけないと思った。マイケル・ジャクソン氏は自分に何もしていない。父が貧困から脱すために嘘をついた」と書き込んだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年6月30日