都市部の幼稚園、無茶な宿題が保護者の悩みの種に
都市部の幼稚園、無茶な宿題が保護者の悩みの種に。
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幼稚園の宿題は「無茶」だ。宿題が出たと聞くと、家族全員が苦しむ時間が訪れる。宿題が出されるたび、ビクビクする――複数の市民はこのほど、記者に不満をぶちまけた。「車を作る、裁縫をするなど、どんな珍しいこともある。子供ができるはずもなく、ぜんぶ大人がやっている。幼稚園は保護者の気持ちを考えられないのか」
・最も頭が痛い3つの宿題
手仕事
平凡な手仕事に見えるかもしれないが、多くの保護者にとっては先生からふっかけられた難題だ。
保護者の孫さんは、「一つの標本を作るのに、家族3人が苦しめられる。これはただの標本ではない。まず虫を捕まえ、標本を作成し、虫を固定する。重要なのは標本を美しく飾り立てることだ。試してみようかと思いネット通販で検索したが、数元から数千元の標本が見つかった。装飾込みならば数十元から数千元だ。これを利用し、50元の装飾済みのサソリの標本を幼稚園に送り、ごまかしてしまった」と話した。
保護者の張さんは、「子供ができないだけではない。専門家でなければ、どこから手をつければいいか分からないほどだ。幼稚園は前回、アングリーバードを粘土で作る宿題を出した。子供が寝た後、私一人で徹夜で粘土をこね回した。怒りたいのは鳥じゃなくて私の方だ」と述べた。
お絵かき
ただのお絵かきなら保護者も苦労しないが、多くの先生は変わった宿題を出す。ある幼稚園はお絵かきの宿題で、「山と水と木を書くこと。人物は雲南省の少数民族の特徴を出し、水彩絵具を使うこと」と条件を付けた。医者の朱さん夫婦は困ってしまい、「メスは持てるが筆は持てない。子供は色をすべて見分けられず、ましてや水彩絵具が何かを知らない。この宿題は保護者への嫌がらせか？と言ってもどうしようもないので、水彩絵具を購入し、美術に詳しい友人に頼み、3時間かけて大作を描き上げてもらった。どう見ても子供が描いたものではないのだが、先生はそんなことお構い無しで、一等賞までもらってしまった」と語った。
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