中国インターネット情報センターの統計データによると、中国のネットユーザー数は2015年末時点で6億8800万人に達し、19歳以下が全体の24.1%を占めている。うち10歳未満は1800万人以上。ネットに夢中になる子供が増えているが、安全かつ上手にネットと付き合わせるにはどうするべきだろうか?いかに権利侵害に対処し、安全なネットワーク環境を構築するべきだろうか?これは注目すべき点だ。
ネット利用の低年齢化が普遍的に、「何歳から利用し始めるか?」
湖北省武漢市の秦さんはこれについて考え、「2、3歳だろう。子供が泣きどんなにあやしても駄目な場合は、子供に携帯電話の写真や動画を見せる。そうすると子供はすぐに静になる。私はこうして子供の注意をそらす週間をつけた。しかし私はこれが間違った手段であることに気づいた。今は子供が毎日アニメを見たがり、見せなければ怒ってしまう。本当に頭が痛い」と述べた。
中国では、このようなネットに夢中になる子供が、ネット利用者の大軍の重要な一員になっている。先ほどIT大手のテンセントは、「児童の安全なネット接続に関する指導報告書」を発表した。データによると、中国の9割の子供(18歳以下の未成年)が日常生活でネットを利用しており、うち都市部は95%弱となっている。初めてネットに接する年齢も低下しており、同報告書によると5歳未満が56%となっている。
「青年の声」青少年成長サービス連盟の専門家である孫宏艶氏は「今日はインターネットの時代で、子供はこのような環境で生活している。インターネットは彼らの生活方法であり、彼らは生粋のインターネットっ子だ。インターネットが子供の生活と世界に足を踏み入れる時期が早いほど、子供が受ける影響が深くなる。インターネットは子供の生活に重要な影響を及ぼす」と指摘した。
目に見えにくいネットのリスク