子供のネット利用にはさまざまなリスクがある。テンセントが実施した「児童ネットワーク保護大調査」によると、オンライン詐欺、好ましくない情報、ネット上のイジメ行為が子供のネット接続の3大リスクだ。うちオンライン詐欺の割合が61%と最も高い。中国青少年研究センターが2016年に発表した最新データを見ても、中国の高校生が違法行為を受ける現象が際立っている。高校生の47.2%がパスワードを盗まれた経験があり、42.3%がネット上で虚偽の支払い請求を受け、17.0%がネット通販で騙されたことがある。7.5%がネットで脅迫を受け、7%が悪意で個人写真・動画を転載され、5%がイジメを受けたことがある。
オンライン詐欺とパスワードの窃盗は、財産のリスクをもたらす。望ましくない情報に長期的に注目すれば、犯罪を誘発する。ネット上のイジメは心の傷を負わせやすい。日常生活におけるリスクと比べ、ネット上のリスクは学校や家庭の目から離れているため、より表面化しにくく、深刻な結果を引き起こしやすい。
ネットの安全な環境を構築
ネットワークは公共の場であり、その安全意識を徹底し、ネット空間の環境を改善するためには、全員の努力が必要だ。
子供が幼い頃から良好なネット使用習慣とネットリテラシーを養う上で、保護者が最大の責任を担う。専門家は、ガス抜きのため適度にネット接続させ、子供の年齢に適したデジタル製品を選ぶことを提案している。
ネット環境の管理の強化は、政府の果たすべき責任だ。北京郵電大学インターネットガバナンス・法律研究センター副主任の謝永江氏は「政府はネット運営をさらに規範化させ、合理的な情報分類制度を実施し、業界基準を制定するべきだ。ネット立法を加速し、法に基づく監督管理措置を整え、ネットのリスクを効果的に解消するべきだ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年7月22日
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