英BBCの12月15日の報道によると、清の乾隆帝の玉璽(皇帝印)が14日、フランス・パリで行われたドゥルオのオークションに出品され、ある匿名の中国人が2100万ユーロで落札した。
18世紀のこの玉璽はピンクの玉石で作られ、龍の彫刻が入った珍しい一品。同日のオークションは競争が激しく、電話での参加者と現場での参加者が競り合い、最終的に落札価格は予想の20倍を超えた。競売会社ドゥルオによると、玉璽に入っている龍の彫刻は乾隆帝の最高の権力と権威を意味する。
報道によると、この玉璽は19世紀末にフランスのある海軍医師が中国で手に入れ、その家族に保管されていた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年12月16日