新年早々、年に一度のCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)が、米ラスベガスで開幕した。CESは世界の電子業界を代表する新年の祭典で、映像、スマホ、家電、ウェアラブルデバイスなどの各分野を網羅する。今年のCESには、どのような見所があるのだろうか?
人工知能
今回は人工知能(AI)を応用した、さらに多くの新しい技術・商品・サービスが登場する。これには自動車、ロボット、健康、フィットネスへの応用が含まれる。
AIにはさらに、スマートホームという応用分野がある。スマートホームは長年の発展により、成熟化しつつある。今年はさらに多くのメーカーが、スマートキー、スマート照明、監視カメラ、サーモスタット、スマート洗濯機などの新製品を展示することだろう。
スマートデバイス
スマートデバイスのうち、ウェアラブルデバイスが依然として人々の注目の的になっている。モーションキャプチャー、スマートウォッチ、心拍計、スマートな衣料品が登場する。ウェアラブルデバイスには、AI音声アシスタント搭載のスマートウォッチ、バッテリー長持ち、個性的な交流とフィードバックという3つの見所がある。
AR・VR・MR技術
過ぎ去ったばかりの2016年には、各種ブランドのバーチャルリアリティ(VR)製品が、雨後の筍のように登場した。CES 2017では、さらに多くの高性能VRデバイスが登場する。報道によると、今年は史上最大のVR技術見本市となり、展示企業が前年比48%増の70社以上に達する見通しだ。
拡張現実(AR)と複合現実(MR)に関しては、ソニーがスマートグラス「SmartEyeglass」を発表する可能性がある。Occipitalは、現実環境をリアルタイムで測定し、これをVR・MR画像に変える、モバイルMRソリューションプランの「BIDGE」の発表を予定している。