CES 2017、中国製品が高級市場に進出

CES 2017、中国製品が高級市場に進出。

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発信時間: 2017-01-06 13:48:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米ラスベガスで5日、会期3日のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)が開幕した。出展企業は3800社以上。今年は優秀な中国企業が数多く参加し、出展企業の3分の1以上を占める。

米消費者技術協会はこのほど発表した報告書の中で、ドル高と国際貿易の不確定性の上昇による影響で、大衆消費電子製品の2017年の消費額が減少を続けると予想した。しかし地域別に見ると、中国やインドなどの新興市場は高い潜在力を秘めている。同協会は「中国は過去数年間で、非常に成熟した大衆消費電子市場になった。電子技術はすでに、中国人の暮らしの隅々まで完全に浸透している」と判断した。

ユーザーが開発とデザインに直接参与するスマホ、世界初のデュアルカラー4Kレーザーテレビ、超薄型・縁無しの量子ドットテレビ。これらの中国メーカーによる新製品は、CESで注目を集めている。ZTE、ハイセンス、TCLなどの中国企業が、多くの新製品を展示した。ZTEはスマホ「Hawkeye」を公開し、今年第3四半期に世界での発売を目指している。

今年の世界テレビ販売台数は、1%の小幅増で2億2900万台に達する見通し。うち4Kテレビは2016年の5270万台から8190万台に増加する。TCLは超薄型・縁無しで、高い耐熱性と安定性を誇るテレビ「X2」「X3」を発表した。2機種の最大輝度は400ニットで、色域は一般的な液晶テレビを50%上回る。さらに厚さ7.9ミリ、6.9ミリという薄型ボディにより、超薄型テレビの業界基準を大幅に引き上げた。2機種は今年第2四半期より、アジア、北米・中南米、欧州、アフリカで発売開始を予定。ハイセンスは2015年のCESでレーザーテレビを、昨年は4Kレーザーテレビを初公開したが、今年はさらにデュアルカラー4Kレーザーテレビを初公開。ハイセンスの劉洪新総裁は「当社はレーザー技術で毎年着実に進歩している。3年間で大きく進歩し、世界レーザーテレビ市場の異論の余地なきリーダーになった」と語った。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年1月6日

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