バレンタインデーはやっぱりバラ
90年代生まれの王軒さんと妻は卒業から4年間に渡り、学生時代のように祝日を送っている。王さんは「ご馳走は欠かせない。プレゼントは服、アクセサリー、気ままな短期旅行などだ」と話す。バラは実用的でなく、しかも高価なため、贈ったことはないという。
ある花ギフト企業のブランド担当者は記者に「バレンタインデーでバラは必需品であり、最もよく売れる。ビジネスモデルの革新により、バレンタインデーはもはや最も不可欠な収益源ではなくなっている。しかし実際の売れ行きを見ると、バレンタインデー前日は依然として販売のピークで、限定販売のギフトセットが1週間でほぼ売り切れになった」と述べた。
北京で花屋を4店舗経営する曾さんは「バレンタインデーは1年で最もよく売れる日だ。11-13日の3日間で、花の販売量が平時の1ヶ月分に達した」と語った。
曾さんは消費者の予約が集中する時期について「通常は余り早めに予約を入れることはない。集中するのは1週間前で、3日前は伝統的な販売のピーク期だ」と述べた。
曾さんは店の経営を開始してから3年になるが、毎年バレンタインデーになると店の仕事を手伝っている。彼女は興味深い現象に気づいたという。「最近はまだ多くの人が、一種の儀式のような雰囲気を重視している。男女関係が定まっていない人ほど、花に大金を費やそうとしている。未婚者は既婚者よりも花を贈ることに積極的だ。結婚してしばらくたつ夫婦の夫は、バラを2、3本だけ購入する」
バレンタインデーの旅行がブームに