故宮の収蔵品が5.5万点増加 文物をデジタル化

故宮の収蔵品が5.5万点増加 文物をデジタル化。 故宮博物院は過去3年あまりにわたり、乾隆帝の御稿、明・清の尺牘、甲骨など15カテゴリの収蔵品を再整理し、約180万7600点だった宮廷文物は約186万2700点に増加した…

タグ: 故宮博物院 収蔵品 文物

発信時間: 2017-04-15 10:29:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

③収蔵品をデジタル保存

単霽翔院長によると、故宮はすべての収蔵品の情報をデジタル保存し、一般公開することを決めた。「今後、故宮の収蔵品の画像入力作業に力を入れる。現在、故宮の画像保存されている収蔵品はわずか40万点だが、一部の貴重文物は何度も撮影され、ほかの文物はないがしろになっている」と院長。

今後、故宮は専門家を配備し、1日8時間勤務で収蔵品を各角度から撮影し、収蔵品のデジタル資料を一般公開し、学習や科学研究に役立てられるようにする。

単霽翔院長は、「これは博物館の社会に対する良心的なこと」と話す。大英博物館は100万枚の収蔵品の画像を一般公開しているが、これらの画像は学習に役立てられるだけで、出版物や映像作品に使用する場合は契約を結ぶ必要がある。

また、収蔵品の質も厳しく把握していく。寄贈を受け入れる計画もあり、単霽翔院長は「故宮が収蔵品募集の情報を発表すれば、午門の外に行列ができるかもしれない」と冗談ながらに言った。

これに関して、故宮は収蔵品受け入れの3原則を制定した。「現代の優れた芸術家であること」、「芸術家の代表作であること、「10点以内であること」の3つで、質を保証し、他の博物館に収蔵の余地を残す。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年4月15日

     1   2  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。