宇宙実験室飛行任務総指揮部の研究を経て、無人補給船「天舟1号」を20日19時41分に打ち上げることが決定した。天舟1号は打ち上げ後、高度約380キロの軌道に乗り、軌道上で運行中の宇宙実験室「天宮2号」と自動的にドッキングする。
中国有人宇宙事業弁公室の情報によると、宇宙実験室飛行任務総指揮部の研究を経て、無人補給船「天舟1号」を20日19時41分に打ち上げることが決定した。「長征7号」ロケットは中国宇宙ステーションプロジェクトで補給船を打ち上げるため開発された次世代中型ロケットで、グリーンでエコロジーな液体酸素/ケロシン推進剤を採用。昨年6月25日に、海南文昌航天発射場から初めて打ち上げられた。今回の飛行任務は、天舟1号と長征7号が形成する宇宙ステーション貨物輸送システムの初のお披露目となる。中国の宇宙ステーション建造及び長期運営に向け、重要な技術の基礎を固める。
天舟1号は打ち上げ後、高度約380キロの軌道に乗り、軌道上で運行中の天宮2号と自動的にドッキングする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月20日