衛星航法システム「北斗」、サービスを世界に拡大へ

衛星航法システム「北斗」、サービスを世界に拡大へ。

タグ: 衛星航法システム 北斗 GPS

発信時間: 2017-05-24 13:49:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国人はついに、自国の世界衛星航法システム「北斗」を手にした。

23日に開かれた第8回中国衛星航法学術年次総会において、中国衛星航法システム管理弁公室の冉承其主任は「中国は北斗システムの第3ステップ、すなわち北斗3号システムの建設を開始しており、今年下半期にグローバルネットワーク構築衛星を6−8基打ち上げる」と述べた。

これは中国の北斗衛星が今年下半期より、グローバルネットワークの構築を開始し、北斗システムのグローバルサービスの幕を開くことを意味する。

2018年頃にはさらに、北斗衛星が18基打ち上げられる。冉氏は「まず一帯一路(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)沿線国に基本サービスを提供し、2020年に世界一流の世界衛星航法システムを建設し、最終的にグローバルサービス能力を形成する」と話した。

世界衛星航法システムというと、人々が最も慣れ親しんでいるのは米国のGPSだ。歴史あり、有名で、サービス範囲が広いことから、衛星測位の代名詞になっている。

当日の学術年次総会で、米国の専門家は「GPSは第5世代衛星まで発展している。衛星ネットワークには36基の衛星が含まれ、うち31基が毎日電波を提供している。その精度は45.3−70.3センチ内となっている」と述べた。

これと比べると、中国の北斗システム、欧州の「ガリレオ」はまだ「追走中」だ。世界のGNSS(全世界衛星航法システム)クラブには、メンバーが4人しか加入していない。これは米国のGPS、欧州のガリレオ、ロシアの「グロナス」、中国の北斗のことだ。

中国衛星航法システム委員会の王力主席は年次総会で「北斗システムは現在、アジア太平洋地域のユーザーに安定的で信頼できる時空情報サービスを提供している。15基の衛星が軌道上で安定的に運行しており、5基の次世代北斗衛星が軌道上での調整と試験を終え、間もなくネットワークに加わり運行する」と説明した。

冉氏はより詳細に説明した。冉氏によると、北斗1号・2号システムの性能が安定的に向上しており、2016年に打ち上げられた軌道上予備衛星の測位精度は10メートルから8メートルに向上した。中国が独自に開発する「メートル級クイック測位北斗チップ」により、北斗システムの応用は正式に「メートル級測位時代」に入っている。

注目すべきは、北斗の国際的な身分の「合法化」が進んでいることだ。冉氏によると、北斗システムは昨年以来、国際海事機関から応用の合法的な地位を獲得し、さらに国際海事基準の面で重大な進展を実現した。今年3月にはGPS、北斗、グロナスの互換性を持つマルチシステム船舶搭載型レシーバー基準が認められた。

冉氏は「北斗システムは現在、モバイル通信分野で26種の国際基準の制定作業を終えている。この影響を受け、北斗の中国モバイル通信分野における普及率はすでに25%に達している。北斗グローバルシステムの建設と発展に伴い、北斗はすべてがネット化する時代に無限の可能性を引き出すことになる」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月24日

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