充電スポット、グリーンな外出を支える

充電スポット、グリーンな外出を支える。

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発信時間: 2017-06-09 13:06:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国とドイツは最近、新エネ電気自動車の協力の将来性で、各界から広く注目を集めている。中国は2年連続で世界最大の新エネ車市場になった。新エネ車普及・応用産業チェーンの重要な一環である、中国各地の充電スポットの建設も急ピッチで進められている。今や中国の多くの都市の駐車場とショッピングセンターで、新エネ車のオーナーは携帯電話でスマート充電スポットを便利に検索し、自らのグリーン外出を支えられるようになった。

アプリで充電スポットを検索

新エネ車にとっての充電スポットとは、ガソリン車にとってのガソリンスタンドのようなもので、車で外出中に不可欠のインフラだ。電力を主な動力とする新エネ車にとって、タイムリーな充電は安全運転を実現するため必要な条件だ。

新エネ車オーナーは現在、充電スポットを探すため、「星星充電」「驛充電」「充電之家」などのアプリをダウンロードすることが一般的だ。これらのアプリには通常、衛星測位、ナビゲーション、予約、料金支払などのさまざまな機能が搭載されている。オーナーは電力が足りなくなった時に、最寄りの電源を探すことができる。

北京市には充電スポットが8万カ所設置され、車1台当たりで全国最多となっている。充電スポットの急増の裏には、新エネ車の力強い発展、グリーン外出という理念の流行がある。

北京市新エネ車発展促進センターの牛近明主任は「北京で使用されている新エネ車のうち、電気自動車(EV)が6−7割を占めており、EVの販売台数は全国の15−20%を占めている。新エネ車市場は高度成長期を迎えている」と述べた。

大都市で設置が加速

中国の多くの都市が、スマート充電スポットの整備に取り組んでいる。

例えば天津市は省エネ・排出削減と、クリーンエネルギー・再生可能エネルギーの使用を、環境が優れた住みやすい都市の重要内容としている。天津市の充電スポットは、路線バス、高速道路、都市公共用、政府機関などを網羅している。市街地では新エネ車の半径5キロ内の充電サービスネットワークを構築している。国家電網天津市電力公司の責任者は「2017年3月まで、天津市では新エネ車の充電・バッテリー交換サービスを60万2900回行い、ガソリン使用量を1万3800トン、CO2排出量を4万4100トン削減している」と説明した。

浙江省では、EV3台当たり1つの充電スポットがある。浙江省はさらに全省統一の、公益・非営利の充電インフラスマートサービスプラットフォームを構築しており、EV充電サービス資源の相互接続を実現している。四川省成都市では、政府が充電・バッテリー交換インフラの整備に特化した計画を打ち出した。同計画によると、成都市は2020年頃までに約8万8000カ所の自家用充電スポットを設置することになる。また原則的に、新築住宅のすべての駐車位置に、充電スポットを設置するスペースを確保することになる。

中国科学院地理科学・資源研究所の張文忠研究員は本紙のインタビューに応じた際に「従来の車がガソリンスタンドを見つける利便性と比べると、スマート充電スポットは現段階で、日増しに拡大する充電の需要を満たせていない。そのため各地政府が充電スポットの整備を積極的に支援することが紛れもなく必要であり、これはグリーン外出を奨励し交通のアップグレードを促進する義務でもある」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月9日

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