アップル、中国に初のデータセンター設立へ

アップル、中国に初のデータセンター設立へ。

タグ: アップル,初のデータセンター

発信時間: 2017-07-14 13:57:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米アップルは12日、中国の新インターネット安全法に対応するため、中国に初のデータセンターを設立すると発表した。アップルのデータセンターは貴州省のビッグデータ発展戦略以来の投資規模、サービスエリア、影響力が最大のプロジェクトになる。

アップルは12日、ロイター通信に対し、データ管理会社の雲上貴州と提携して貴州にデータセンターを設立することを明らかにした。これはアップルの貴州10億ドル投資計画の一部となる。シンガポール紙『連合早報』は12日、雲上貴州はアップルの中国大陸におけるiCloudサービスの唯一の提携パートナーになると伝えた。

英紙『フィナンシャル・タイムズ』の12日の報道によると、アップルは中国以外(主に米国)のデータセンターを使って中国のiCloudユーザーにサービスを提供していた。数年前、アップルのiTunesやiBooksなどのコンテンツの一部が中国のサーバーに移されたが、個人のデータは含まれていない。アップルの中国でのデータセンター設立は、数千万人の中国本土のユーザーのセキュリティに対する懸念を取り除くためとみられる。

ロイター通信によると、中国は6月1日に新インターネット安全法を施行した。データ管理の法律は欧州や米国より厳格で、新インターネット安全法は企業に全てのデータを中国国内で保管し、安全審査を受けることを義務付けている。『フィナンシャル・タイムズ』は、アップルの今回の行動により、外資系グローバル企業が世界最大のモバイル市場でシェアを獲得するには譲歩する必要があることが映し出されたと論じた。アップルにとって、中国市場は重要な収入源である。報道によると、マイクロソフト、IBM、Amazonなどの米国のIT会社も地元の提携パートナーを通して中国でクラウドインフラサービスを提供している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年7月14日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。