徐達氏は、冬季オリンピックの3分の1が屋外で行われるため、気象面の科学技術が最重要課題だと考えている。また、タイマー、新材料、水資源循環利用なども重要となる。
「先進的な科学技術を気象、造雪、ケーブルカー、蝋引き、照明、冷房、除湿、スマートスケートリンクなどの各方面に利用することで、少ない労力で効果を上げることができる」と、国家体育総局ウィンタースポーツ管理センターの趙英剛元主任は話した。
中国工程院の趙沁平院士は、VRと冬季オリンピックを合わせる必要があると考える。例えば、VRシステムを使ったウィンタースポーツの練習のサポート、冬季オリンピックのセキュリティプランやマニュアルの制定と演習、冬季オリンピックの歴史、競技、会場などである。
河北省体育局の李東奇副局長は、「河北省は科学技術を冬季オリンピックの準備の強力なサポーターとし、経済構造の調整、生態環境の管理、民生事業の改善を進めていく」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年8月12日