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発信時間：2017-09-30 13:46:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　外国メディアによると、第68回国際宇宙会議アデレード大会での火星移住計画に関する演説前に、スペースXのイーロン・マスクCEOは月面基地にいる宇宙輸送システムのレンダリング図をInstagramで公開した。この画像には「月面基地Alpha」の文字説明があるだけでなく、マスク氏の宇宙輸送システムを使った人の輸送方法も暗示されている。

　スペースXのCEOは火星移住計画を支持している。彼はこの移住計画に関する文章の中で、「私たちは月に行くことを想像してもよい。月に行くことに反対はしないが、月に多くの人間が行くのは難しいと思う。月の体積は惑星よりはるかに小さい」と記した。しかし、マスク氏はすでに考えを変えたようである。

　外国メディアは、これはトランプ政権が打ち出した米国の「月回帰」構想と関係しているとみている。マイク・ペンス米副大統領は、新政府が米国の月回帰を求める可能性を示唆した。ロシア宇宙局などの多くの宇宙機関が、月探査プロジェクトや月で有人任務を行う民間企業に興味を示している。宇宙輸送システムが月で任務できることを示し、マスク氏は潜在顧客にその考えを伝えようとしているのかもしれない。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2017年9月29日

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