NASAの次世代火星探査車、2020年に打ち上げへ

NASAの次世代火星探査車、2020年に打ち上げへ。

タグ:NASA 次世代火星探査車

発信時間:2017-12-01 14:44:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   アメリカ航空宇宙局(NASA)はこのほど、次世代火星探査車の詳細内容を明かした。より先進的な装置、新たに設計されたタイヤ、より多くの自動化技術を搭載し、2020年に打ち上げられる予定だ。


 

 コンセプト図:次世代火星探査車はX線分光計、探査レーダーなどの先進的な装置を搭載し、キュリオシティの一部ハードをアップグレードする。(ソース:NASA)

 

 報道によると、次世代火星探査車のハードは、カリフォルニア州のジェット推進研究所(JPL)が開発。マーズ2020計画は主に「巡航段階」を含み、火星探査車の宇宙飛行を実現する。また「下降段階」ではロケットの推進を受け、「スカイクレーン」によって火星探査車を火星に下ろすことになる。この2つの段階の準備作業については、すでにJPLの宇宙船組立場で展開されている。

 

 マーズ2020計画は、システムデザインやハードの面で、2012年に火星に上陸した火星探査車「キュリオシティ」にならう。参考度は85%弱に達する。

 

 「前任者」と似通った点が多いが、次世代火星探査車の目標は大きく異なり、古代生命の存在の痕跡を探す。現時点では居住に適していないが、35億年前の火星には川が流れていた。

 

 この目標を実現するため、次世代火星探査車は多くの先進的な装置を搭載する。これには食塩サイズを識別できるX線分光計、初めて火星の地下を探査するレーダー(地下10メートルまでの岩・水・氷空間分布図を作成)が含まれ、キュリオシティの一部ハードをアップグレードする。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月1日

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