中秋節の連休、故宮博物院で数十年の修繕で残った現代の痕跡が排除され、建設93年以来最大規模となる宮廷収蔵品1000点以上の院外展示が行われた。また、故宮南大庫家具展示ホールも開放され、紫禁城の開放面積は80%に拡大した。
1000点の宮廷文物が山西省で展示
多くの故宮の文物が巡回展示を行うことになっている。来週、約1000点の収蔵品が山西省太原市で行われる『普天同慶--清代万寿盛典展』や『日麗紫禁--明清官式建築展など7回の展示会に出展される。
また、故宮は古太原県城で『清明上河図3.0』ハイテク・インタラクティブアート展も行う。単霽翔院長によると、これは故宮の最大規模の院外展示となる。閉幕日は未定で、観客の反応を見て決定するという。
故宮は年間2万点以上の収蔵品を展示し、その数は2012年の倍となっている。今後、故宮は年間50回以上の新たな展示会を行い、宮廷収蔵品の展示率は2019年末には8%に、2025年には30%になる見通し。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月26日