イギリスの『タイムズ・ハイアー・エデュケーション』は26日、2018~19年世界大学ランキングを発表した。シンガポール華字紙『聯合早報』は、中国の清華大学の飛躍が目立ち、昨年の30位から22位に8ランク上げ、シンガポール国立大学を抑えてアジア1位になったと伝えた。
イギリスと米国の大学は今年もランキング上位を占め、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、スタンフォード大学がトップ3となった。北京大学は昨年の27位からやや順位を落とし31位。同ランキングは世界86の国と地域の1250校の教育機関を含み、中国大陸からは72校がランクインした。
ランキング作成に携わったバティ氏は26日、「中国などの新興国は大学を国家経済成長戦略の重点に置いており、今後数年で英米大学の主導的立場を揺るがす可能性がある。中国が飛躍した秘訣は国際化とグローバル協力の強化、リーディング機関への持続的な多額投資、グローバル人材招致への重視などを通し、世界からの評価を大幅に向上させたことにあり、他の新興国も見習うようになっている」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月27日