中国語がサウジアラビア全教育段階の授業に 世界でブーム

中国語がサウジアラビア全教育段階の授業に 世界でブーム。

タグ:中国語

発信時間:2019-03-08 15:02:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 サウジアラビアはこのほど、中国語を国内の全教育段階の授業に導入し、教育をより多様化する計画を発表した。近年、中国語教育が世界で人気を集め、中東でも「中国語ブーム」が起きている。


 「你好」、「謝謝」、「早上好」。3月5日朝、記者は在中国サウジアラビア大使館文化処で、ファハド・シャリフ博士と会った。彼は同館の文化参事官で、中国で勤務して2年になり、多くの中国語の単語を流暢に話す。


 シャリフ氏は、サウジアラビアが中国語を国内の全教育段階の授業に導入する計画であることを認め、「これはサウジアラビア皇太子が訪中し発表した協力成果の1つで、サウジアラビアは適切な教育方法と協力モデルを模索したいと考えている。政府は近く声明を発表し、この作業の具体的進展状況を報告する」と話した。


 実は早くも2010年、キングサウード大学は中国語学科を開設し、多くの学生が卒業している。今年、キング・アブドゥルアズィーズ大学も中国語を設置し、そのほかにも多くの学校が中国の大学と提携し、中国語教員を導入している。また、サウジアラビアには中国語を教える私営機関も多くあり、サウジアラビアで中国語学習が人気と言える。


世界で中国語ブーム


 サウジアラビアだけでなく、中国語教育を重視する国は増えており、中には入試科目に組み入れるケースもある。2016年、南アフリカは中国語を第二外国語として国民教育体系に組み込み、国内の一部小中学校で中国語教育を試験的に開始した。2018年12月、ウガンダは全国35校の中学校に中国語教育を導入し、中国語は高校1年と2年の必修科目に、高校3年とその他の学年の選択科目になった。2019年、ロシアは国家統一試験に初めて中国語を取り入れ、中国語は英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語に次いで5カ国語目の最終試験選択言語になった。ケニアも2020年に中国語を第二外国語として小学4年生(10歳)以上の学生の選択科目にする計画。アイルランドも、2020年に中国語を全国大学入試科目に加えると発表した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月8日


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