欧州の火星探査機、数十億年前の火星の川の痕跡を撮影

欧州の火星探査機、数十億年前の火星の川の痕跡を撮影。

タグ:火星探査機 川の痕跡

発信時間:2019-03-16 10:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 欧州宇宙機関が保有する「マーズ・エクスプレス」探査機が撮影した画像によると、火星表面のホイヘンスクレーター付近に干上がった谷が存在し、火星表面に豊富な水資源が存在していたことがわかった。イギリスの『デイリー・メール』が伝えた。

 

 衛星画像には、火星東部のホイヘンスクレーター付近に広範囲にわたり水が流れていたことを示す無数の干上がった谷と溝の跡が写っている。35~40億年前、火星に大量の川があったと推測される。火星表面に北から南に向かって幅2キロ、深さ200メートルの谷があったと見られる。

 

 火星の谷は今でもはっきりと見え、四方に枝分かれしており、これは過去に水が流れていた痕跡で、新たな火星の姿を形成している。

 

 研究者は、火星はかつて濃密な大気層に覆われ、密閉され大気層が厚く暖かいため水が流れ、生命存在の必要条件を備えたと見ている。

 

 欧州宇宙機関は、火星に流れる水は雨水、地面の水、溶けた氷河だと見られるが、その出所は謎だとしている。


 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年3月16日

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