動画サイト「Youku」によると、中国ドラマ「長安十二時辰」が7月1日より海外で放映されている。日本やシンガポール、マレーシア、ブルネイ、ベトナムなどアジア諸国だけでなく、VikiやAmazon、YouTubeなどでも、サブスクリプション方式を通じて北米地域で放映を始めた。中国ドラマが海外で初めて月払いのコンテンツとなった。
「長安十二時辰」は主演が雷佳音と易烊千爾、監督が曹盾、プロデューサーが梁超のドラマ作品で、Youku、娯躍影業、留白影視、仨仁伝媒が共同製作している。英文名は“The Longest Day In Chang'an”。同ドラマは6月27日にYoukuで独占ネット放映された。Youku内の「弾幕」内では「映画品質だ」のコメントが多く出現した。
Youkuはこの2年間で、版権付き優秀50作品を海外に販売している。そのうち、Youkuも製作陣に名を連ねる「白夜追凶」がNetflixに買われ、中国初となる海外の広範囲で正式に放映されるネットドラマとなった。その後も「媚者無疆」が、最も広いチャネルかつ海外で最も普及しているネットプラットフォームの自主製作映画となった。今年に入って、「最動聴的事」がNetflixに買われ、ラブストーリードラマも海外に輸出された。また「許你浮生若夢」や「幕後之王」、「機動部隊」も、北米を含む多くの地域で放映されている。
Youkuの担当者は「海外進出が常態化している。Youkuはさらに多くの国際版権合作の機会を追求し、優秀なコンテンツを生産することを企業のエンジンにしていきたい」と話す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月4日