死後も家族と交流? 米国人作家が初の「デジタル人間」に

死後も家族と交流? 米国人作家が初の「デジタル人間」に。

タグ:デジタル人間

発信時間:2019-09-04 16:07:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 『ワシントン・ポスト』の報道によると、人工知能(AI)技術とデジタルアシスタントシステムのサポートにより、78歳の米国人作家アンドルー・カプラン氏は最初の「デジタル人間」(AndyBot)になり、クラウド上で「永遠に生き続ける」ことが可能になる。


 アンドルー・カプラン氏の一生は豊富多彩で、20代で戦場記者になり、その後に実業家として成功し、数多くのスパイ作品を生む小説家、ハリウッド作品の脚本家になった。


 78歳になったカプラン氏は世界初の「AndyBot」になり、バーチャルの自分を作ることに同意した。順調にいけば、彼の死後しばらく経ってからでも、モバイル機器やアマゾンのAlexaなどの音声アシスタントを通して彼と交流し、質問をしたり話を聞いたり、貴重な意見を聞いたりできる。


 カプラン氏は、永遠に生き続けたいとは思ってないと話した。しかし、「デジタル人間」になるもう1つのメリット、すなわち彼と彼の後世が親密になれるという点に目をつけたという。カプラン氏は、「最終的に、全てのストーリーが私たちは誰なのか、私たちはどこから来たのかを探し出す。これも例外ではない。私にとって、これは自分の歴史に関わることであり、このような限りある永生は私と未来の家族たちに親密な体験をもたらす。彼らは自分がどこから来たのか知りたいと思う」と話した。


 カプラン氏は、「デジタル人間」になることで親密な家庭の絆を維持できると考える。「両親の死から数十年が経ったが、両親にアドバイスしてもらいたい、または慰めてもらいたいと思うことがある。このような衝動は永遠になくならない」とカプラン氏。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月4日

 

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