国務院新聞弁公室は10月10日に政策定例ブリーフィングを開き、国家文物局の劉玉珠局長が第8陣全国重点文物保護単位の関連状況を紹介した。
劉玉珠氏によると、党中央と国務院の文物作業に関する決定に基づき、国家文物局は2018年7月に第8陣全国重点文物保護単位の申請・審査作業を開始し、3123件の申請を受け取った。国家文物局は手順に従って申請プロジェクトを真剣に審査し、56の部門と機関から99人の専門家を招いて投票し、疑問が残るプロジェクトを実地再調査し、テーマ会議を何度も開き、書面を通して関連部門に意見を求め、第8陣全国重点文物保護単位の推薦リストを作成した。
第8陣全国重点文物保護単位は計762カ所、そのほかにすでに承認した全国重点文物保護単位が50カ所ある。カテゴリ別に見ると、古跡167カ所、古墳30カ所、古建築280カ所、石窟寺および石刻39カ所、近現代の重要史跡および代表建築234カ所、その他12カ所。入選した文物が多い省は山西、河南、浙江、安徽、湖南。
現時点で、国務院は古跡1194カ所、古墳418カ所、古建築2160カ所、石窟寺および石刻307カ所、近現代の重要史跡および代表建築852カ所、その他27カ所を承認。全国重点文物保護単位が多い省は山西(530カ所)、河南(419カ所)、河北(286カ所)、浙江(279カ所)、陝西(268カ所) となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月12日