少量メニューが近頃、消費者から人気を集めている。「これまではデリバリーを注文する時、炒めものを選ぶことは少なかった。1品だと物足りないが、2品だと食べきれない」。北京市在住の賈さんはデリバリーの常連客で、よくファストフードを注文する。「多くのレストランが少量メニューを提供し始めたのに伴い、フライドチッキンなどのファストフードを食べることが減り、2品か3品の少量メニューを注文するようになった。食卓が豊かになっただけでなく、節約でき、健康にも良い」と賈さんは話した。
賈さんの言う通り、各地の消費者は少量メニューを選択する際、中華料理、中でも、大皿のイメージがあった東北料理を好む傾向にある。デリバリーサイトのデータによると、鍋包肉や地三鮮などの東北料理は少量メニューの人気トップ10に入っている。今年8月、少量メニューの販売量は7月より約30%増加した。多くの消費者が自分のニーズに合う量を注文するようになったことは、食糧の節約にプラスの効果がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年9月13日