火星探査機「天問1号」、飛行距離が3億キロを突破

火星探査機「天問1号」、飛行距離が3億キロを突破。

タグ:火星探査機

発信時間:2020-11-17 14:46:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国国家航天局の発表によると、中国初の火星探査任務を遂行する探査機「天問1号」は17日未明時点で軌道上を116日飛行している。飛行距離は3億キロ以上で、地球から約6380万キロ離れている。天問1号は姿勢が安定しており、エネルギーのバランスが取れている。一部のサブシステムは自主点検を完了し、各システムが正常に稼働している。軌道上飛行中、天問1号はすでに3回の途中修正と1回の深宇宙機動などの飛行制御活動を終えている。天問1号の着陸機及び火星ローバーの複数のサブシステムが11月上旬、初の軌道上自主点検を終えており、結果は正常だった。


 天問1号は2021年2月に火星に到達し、火星の重力を受け、同年5月に時期を見計らい下降軌道をとる。着陸機と周回機が切り離され、火星表面に軟着陸する。火星ローバーが着陸プラットフォームを離れ、巡回探査などの活動を展開する。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年11月17日

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