初めてクラウド上に移して行われた第16回中国(深セン)国際文化産業博覧交易会が、20日に閉幕した。20日12時現在、「来場者」はのべ1416万人に達した。
今回の博覧交易会はインターネット、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、人工知能(AI)などの技術を利用して、時間と空間の制約を打ち破り、より多くの文化関連企業が出展できるようさまざまな便宜を提供した。出展企業(機関)3243社の製品2万1572点が展示され、出展企業(機関)数は前回より40.3%増加し、そのうち30%以上が初出展だった。数多くの「文化+テクノロジー」、「文化+観光」、「文化+金融」、「文化+クリエイティブ」などの新型文化業態の成果が出展されて取引を展開し、博覧交易会が中国の文化産業発展のバロメーターやチェックカウンターとしての役割をよりよく発揮することになった。
今回は5G、動画中継、仮想現実(VR)などの新技術と融合し、離れた場所にいる各国政府や各国企業が正確に効率よくマッチングを行えるようにした。会期中に開催された投融資説明会やプロジェクト調印式などの各種イベントは238件に上った。説明によると、新型コロナウイルス感染症が海外の文化関連企業の出展を極めて困難にしたが、それでも今回は世界30ヶ国の文化企業がその製品を出展し、1万人近い海外のバイヤーが調達に参加した。11月20日12時現在、海外からの「来場者」はのべ2万9716人に上り、中国文化製品の輸出合意が多数締結され、この博覧取引会の海外への影響力が十分に示された。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年11月21日