中国が自主開発した、現段階で直径が最大、燃料搭載量が最大、稼働時間が最長の固体燃料セグメント型ブースターである、民間宇宙事業用大型固体燃料ロケットエンジンが30日11時30分頃、西安市で地上ホットテストを完了した。これは中国の次世代ロケット能力の向上と拡張を促す。
同エンジンは中国航天科技集団有限公司第四研究院が開発した。エンジンの全長は11.6メートル、直径は3.2メートルで、3段に分かれる。固体燃料ロケットエンジンファミリーの中でも大型の同エンジンのホットテストの成功により、セグメント型固体燃料エンジンのセグメント接合技術が全面的に検証された。中国はセグメント型固体燃料エンジンの設計案、理論、方法をさらに把握した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月31日