科技部が24日に発表した2019年度全国科学普及統計調査の結果によると、全国の科学普及事業は引き続き健全に発展し、全体的に安定した上昇傾向にある。2019年の全国の各種科学普及活動参加者は延べ11億4900万人で、前年比28.65%増加した。
統計によると、2019年の全国の科学普及従事者(フルタイム・パートタイムを含む)は187万600人で前年比4.8%増、科学普及事業経費調達額は185億5200万元で同15.13%増、科技館と科学技術関連の博物館は1477軒で同16軒増、科学普及施設の面積は537万3800平方メートルで同2.22%増。平均して94.79万人に1軒の科学普及施設ということになる。
2019年の科学普及作業は科学技術活動ウィーク、科学普及(技術)講座、、科学普及(技術)展覧、科学普及(技術)コンテスト、科学普及解説、科学実験など様々な形式で行い、全国範囲で幅広い影響を与えた。オンライン参加スタイルが次々と登場した点が見どころとなっている。
統計によると、2019年はマルチメディア、中でもニューメディア技術を柱とした科学普及がより一般的になった。全国の科学普及サイト新設数は2818サイトで前年比4.84%増、科学普及関連のミニブログ開設数は4834ページで同72.09%増、科学普及関連のWeChat公式アカウント開設数は9612アカウントで同36.01%増、科学普及図書の出版数は1億3500万冊、定期刊行物出版数は9918万4900冊でいずれも2018年より大幅に増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年1月1日