製造業大国として、中国の産業および産業関連の市場余地は非常に大きく、産業分野のソフトウェアとITサービスの応用ニーズも拡大し、ソフトウェアの産業分野での普及と融合が進んでいる。
12月中旬、全国産業アプリと情報消費コンテストの決勝が幕を下ろした。今大会は原材料、設備製造、消費財など多くの分野に及び、これらの重点分野に解決策を提供した。大会では69項目が受賞し、企業のデジタル化・スマート化モデルチェンジで直面する課題解決を模索した。
大会の閉幕式で、工業情報化部の韓夏チーフエンジニアは、「産業の各方面が科学技術革新を原動力に産業供給能力を急速に高め、ユーザーニーズに着目し産業発展の媒体形成を強化し、多方面協力を結びつきとし産業アプリ生態系を構築し、政策改善を保障とし良好な発展環境を作り出すことを望んでいる」と述べた。
産業アプリの中国でのスタートは遅く、2017年にようやく芽生え始めた。しかしわずか3年で、中国の産業アプリは爆発的に増加し30万個に達し、2025年には100万規模に達する見通し。2030年には、産業アプリの開発と応用が人工知能技術によって覆り、どこにでもあるものになることが予想される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年1月3日