石のすきまから石油採掘  シェールオイル開発が2項目の国内記録を更新

石のすきまから石油採掘  シェールオイル開発が2項目の国内記録を更新。

タグ:シェールオイル

発信時間:2021-04-03 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   国内初の国家レベルシェールオイルモデルパークとして、中国石油新疆油田公司吉慶油田の吉木薩爾国家レベル陸相頁岩油モデルパークはこのほど、第一陣自主産能坑の建設において、2項目の国内シェールオイル水平坑工事記録を更新した。


   3月26日に新疆油田公司吉慶油田作業区党委員会書記の謝建勇氏が明かした情報によると、ハイドロフラ作業の25番プラットフォーム計画工事の総使用量は56万平方メートル、石英砂総量は6万平方メートルに達し、1メートルあたり砂導入量で国内記録を更新した。国家レベル標準プールで見ると、56万平方メートルの総使用量はプール220個以上分の貯水量に相当する。もう1つの記録は、工事実施規模は国内最大で、同じプラットフォームで同時に8カ所の水平坑を工事し、ファスナー式連動作業を進めている。この2つの記録は、今後のシェールオイルの市場化規模の効率的開発に重要な経験となる。


   シェールオイルは非在来型石油・天然ガス資源で、浸透が少なく流動性が低く、採掘が最も難しい石油の1つである。フラクチャリングはシェールオイル採掘の効率的な手段の1つで、石のすきまから石油を「押し出す」方法である。


   国家レベルの初の陸成層シェールオイルモデル区の建設を担当する吉慶油田は石のすきまから石油を「押し出す」のほかに、石のすきまの石油を「絞り」、その裏で採用する開発モデルと生産方式は国内記録を更新し、更に世界先端レベルへと邁進している。


   以前、中国石油が開催した2021年シェールオイル探査開発推進会は、現在と今後の重点作業を明確にした。今年は吉慶油田が自主化市場経営をスタートする最初の年で、吉慶油田は科学技術で課題を解決し、開発モデルと生産方式を合理化し、陸成層シェールオイルの革新発展の道を進み、新疆油田のシェールオイル開発の新境地を切り開く。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年4月3日


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