中国宇宙ステーションコアモジュールの打ち上げ、海外メディアが高く評価

中国宇宙ステーションコアモジュールの打ち上げ、海外メディアが高く評価。中国の宇宙ステーションのコアモジュールが29日、「長征5号B遥2」ロケットにより予定の軌道に打ち上げられた。海外メディアは本件を高評価し、中国が独自に建設・運営する有人宇宙ステーションを保有するという目標に向け大きな一歩を踏み出したと判断した…

タグ:宇宙ステーション

発信時間:2021-04-30 13:47:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

  中国の宇宙ステーションのコアモジュールが29日、「長征5号B遥2」ロケットにより予定の軌道に打ち上げられた。中国の宇宙ステーション建設段階で初の打ち上げとなった。海外メディアは本件を高評価し、中国が独自に建設・運営する有人宇宙ステーションを保有するという目標に向け大きな一歩を踏み出したと判断した。新華社の海外駐在記者が、各国メディアの反応をまとめた。

 

 ドイツ通信社は29日、「有人宇宙事業の3ステップ戦略を発表してから約30年後、中国は宇宙の前哨になるという夢の実現を迎えようとしている。ドイツの元宇宙飛行士、独シュトゥットガルト大学宇宙システム研究所教授のラインホルト・エヴァルト氏によると、宇宙ステーションは一国の宇宙技術の幅を示し、中国の宇宙ステーションは人類が月及び火星に進出する上でさらに必要となる技術を模索できる」と伝えた。

 

 また、「現在軌道上で運行中の国際宇宙ステーションが計画に基づき数年内に退役すると、中国はしばらく宇宙の軌道上で長期的に宇宙ステーションを運営する唯一の国になるだろう」と伝えた。

 

 独紙「ディ・ヴェルト」(電子版)は「コアモジュールの天和は、中国の宇宙ステーションのうち初めて打ち上げられたモジュールだ。中国はその宇宙ステーション戦略を徐々に達成しようとしている。世界と比較すると、中国はすでに独自の有人飛行などの実践により、宇宙分野の新米からベテランに昇格している。国際宇宙ステーションと同様、中国の宇宙ステーション計画の重点となるのは科学研究だ。中国は国際社会に向けて宇宙技術の協力の扉を開いたが、米国は中国人による国際宇宙ステーションへの搭乗を認めたことがない」と伝えた。

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