有人宇宙船「神舟12号」の宇宙飛行士は、宇宙にどのような「持ち物」をもたらすのだろうか。神舟12号有人飛行任務を遂行する宇宙飛行士3人が16日午前、酒泉衛星発射センターの問天閣で国内外の記者の前に姿を現し、質問に回答した。宇宙飛行士の聶海勝氏によると、宇宙ステーションが広く、今回の滞在期間も長くなるため、宇宙飛行士は娯楽、時間つぶし、家庭内の個人的な物を持っていくという。「私たちはこれを皆さんに紹介し、一緒に共有する」
聶氏は、「今回の飛行任務は中国の宇宙ステーション建設段階の初の有人飛行であり、幸運にも宇宙ステーション建設の最初のバトンを手にすることができ、多くのことに期待している。まず、私たちは宇宙ステーションのコアモジュールという宇宙の家のセッティングを終え、さらに一連の基幹技術の検証と実験を展開する。任務は困難で、課題も多い」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月17日