北京市で17日、「道中華」文明対話国際会議がオンラインと対面を組み合わせた形式で開かれた。スペインEFE通信の元社長で中国人民大学の教授を務めるハビエル・ガルシア氏は会議の席で、中国には長い歴史と豊かな文化遺産があると評価した一方、西側メディアの事実に基づかない報道のせいで、外の世界から中国の真の姿をうかがい知るのは難しい場合が多いと指摘した。
ハビエル氏によると、中国文化は世界文明にとって貴重な宝であるが、多くの外国人は中国文化の実用主義的精神、中国史の平和や伝統、諸子百家のさまざまな思想についてほとんど知らないという。
ハビエル氏は「6年前に家族で中国に来たが、すぐにこの国の素晴らしさに気付いた。古いものも新しいものもあり、活気に満ちあふれている。中国はわが家のようだ。長年、世界各地で暮らしてきたが、中国が一番くつろげる場所だ思う」と語った。
その上で、中国とスペインの文化には多くの共通点があり、この二つの文化の共通点に注目すれば、中国文化を海外に広め、世界に中国の歴史と伝統をより深く理解してもらえるようになるとの考えを示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月30日