「夏休み中の中国医学講座が大人気だ。私はすぐに手を動かしたから良かった。5分後には申し込み終了になった」浙江省紹興市の新社会人の許紅さんは取材で、「仕事の都合でパソコンを見る時間が多く、頚椎の調子が悪くなった。紹興の夜間学校が中国医学講座を開くと、迷うことなく即座にネットで申し込んだ」と述べた。各地では現在、夜間学校の盛り上がりが続いている。会社員は自分が気に入った「学校」に入り充電している。中国医学の養生への関心の高まりに伴い、退勤後に「病院で授業を受ける」が新たなブームになっている。
夜間学校の風が病院に吹いている。多くの医療機関がその豊富な中国医学資源を利用し、夜間に「学校」に変身し、公益養生コースを開いている。
浙江省立同徳病院では、稽古着姿の中国医学専門家が数十人の受講者に五禽戯を教えた。これは同病院が今年新たに開設した「養生夜間学校」第1期コースで、五禽戯や八段錦などの中華健康体操を教えることで、人々の健康促進を支えている。
ハイペースな現代生活において、人々は仕事、学習、交流に追われている。中国医学の養生理念の普及と浸透に伴い、中国医学養生夜間学校が全国各地で誕生し、無数の受講者を集めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月30日