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「月土壌レンガ」3Dプリンターが開発中、未来の月科学研究ステーションに使用へ

中国網日本語版  |  2025-04-02

「月土壌レンガ」3Dプリンターが開発中、未来の月科学研究ステーションに使用へ。

タグ:月土壌レンガ 3Dプリンター

発信時間:2025-04-02 15:17:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「九天攬月――中国月探査事業20年展」が1日、中国国家博物館で開幕した。月の表と裏のサンプルが世界初同時公開され、注目を浴びている。中国月探査事業チーフエンジニアの呉偉仁氏は、今後の中国の月探査における新たな見所を紹介し、次のように述べた。

月探査について、さらに月探査機「嫦娥7号」と「嫦娥8号」を打ち上げる。うち前者は2026年前後に打ち上げ、月の南極の環境と水・氷資源を調べる。後者は28年前後に打ち上げ、月面科学試験及び資源開発・利用の技術検証を行う。

現在すでに1台目となるレンガ製造装置の開発を進めている。太陽光を集めることで動き、1400−1500度の高温で月の土壌を溶かす。これにより「現地資源活用」が可能となり、3Dプリンティング技術で各規格の月土壌レンガを作り、未来の月科学研究ステーションの建設に用いる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月2日

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