自然資源部の14日の情報によると、中国地質調査局はこのほど、過去20年間の中国東部海域における海洋地質調査成果を初めて正式に発表し、詳細な「海底化学元素地図」を作成した。これは関連する沿岸帯および海域の空間計画、生態環境保護、資源探査などの活動に精密なデータ支援を提供するものだ。
研究チームは今回の体系的な調査研究を通じて、2万カ所以上の観測地点から得られた表層堆積物の実測データと機械学習データを統合し、これまでで中国東部海域においてカバー範囲が最も広く、データ次元が最も完全で、質の信頼性が最も高い地球化学データセットを形成した。中国東部海域の堆積物に対し、陸地から海洋までの全過程の地球化学解析を実現。これは海底の全面的な「元素健康診断」の実施に相当する。最終的に、研究者は鉄、マンガン、銅、レアアースなど数十種類の化学元素の位置、含有量、分布規則を「地図」に描き出し、「中国東部海域堆積物地球化学図集」を作成。これにて中国東部海域の海洋開発保護における「総合ガイドマップ」が作られた。
自然資源部中国地質調査局青島海洋地質研究所の竇衍光研究員は、「元素分布を通じて、汚染区域や生態学的に敏感な区域を迅速に識別し、海洋生態保護のレッドラインを設定し、海洋汚染とリスクを管理・制御できる。また、海底鉱産を正確に特定し、盲目的な模索を減らすことができる。さらに科学研究を便利にし、科学者が海洋の歴史を理解し、地球の進化の謎を解き明かすためのデータ支援を提供できる」と述べた。
今回の研究は、中国東部海域の堆積物に対する地球化学の体系的な図化の空白を埋め、中国の世界縁辺海研究分野における学術的影響力を大幅に高めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2026年4月14日
|
|
![]() |