海南館のテーマは「より良い海南、より良い生活」。600平方メートルの室内展示空間に「リゾート天国」「住みやすい島」「開放特区」という3大特徴を展示し、「陽光、休暇、長寿、安全、調和」などといったキーワードで表現される海南省の魅力を存分に体験してもらう。
海辺の快適な暮らし
海南館は世界一流のデジタル投影技術を採用し、幻想的な空間をつくり上げている。パビリオンの外壁は線状のスクリーンで構成され、透明にきらきらと輝く。館内は「天国の島」「碧海の趣」「開放の窓」など8つのゾーンからなり、来場者を海辺や深海の世界に誘う。
展示の目玉は、「天国の島」で上映される8分間の映像。「風姿」「風華」「風情」をテーマとし、海南の魅力を伝える。「風姿」の部分では、穏やかな海、生い茂った熱帯原始林、有名な万泉河や百花嶺瀑布を次々と紹介する。「風華」の部分では、「住みやすさ」に重点を置いて、太陽の光をいっぱいに浴び、海を見下ろすことのできる生活を紹介し、建築と人間、人間と自然の調和がとれた暮らしを展示する。「風情」は映像のクライマックス部分。海南の優れた環境資源を展示し、陽光、生態、健康、休暇といったキーワードをおりまぜて、ビジュアル的に強烈なインパクトを与える。また、来場者に海辺の雰囲気を楽しんでもらおうと、「天国の島」の中央には砂浜が設けられる。
海南を世界にアピール
8月7日~11日には「海南省ウィーク」が開催される。海南館はパレードや各種の演芸ステージ、企業誘致会、娯楽競技等を通して、海南の伝統と現代が融合した多元的な魅力を紹介する。この間、海南島を国際的な観光の島にする計画に関するフォーラムも開かれ、世界に海南島の開放政策と建設計画を宣伝する。
「チャイナネット」 2010年2月5日