上海万博事務局の周淮交通管理部部長は、上海万博の入場者数の調整について語った。
周部長によると、見学者が40万人に達した場合には会場に入らないよう観光客に伝え、50万人になった時には入場制限の措置を講じ、60万人になった際には公共バスの運行中止や地下鉄の会場駅の通過などの措置を実施して強制的に人数を減らすという。
入場者数の判断は、会場に入る時の人の波や、バス、地下鉄の利用人数などによって判断し、リアルタイムに人の流れを監視することもできる。
強制的な入場禁止措置は、万博会場に入りたいと思っている観光客から不満の声が出るのではないかという質問に対して周部長は、「入場者の安全を考えた措置のために理解を求めたい。40万人を超えた場合には、様々な方法で事前に観光客に知らせ、上海の他の観光スポットに先に行ってもらい、日を改めて上海万博に来てもらえることを願っている」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月12日