「きれイ、かわいイ、きもちいイ」という「J感覚」をアピールする日本産業館に入ると、まず案内してくれるスタッフたちの制服に目が行く。まさに「J感覚」そのものだと、そのデザインに非常に感心した。
「J感覚」をうまく伝えたのは、ステーショナリーやパッケージデザインなどで幅広く活躍するデザイナーの小渕暁子さんだ。そして、「J感覚」のほか、この制服にはもうひとつ驚くことがある。それはリサイクルできることだ。生地を提供した帝人グループの新井直樹CMO付は、「リサイクル可能なポリエステル素材が使われており、上海万博閉幕後に回収し、新たなポリエステル繊維に再生できるので、環境にとてもやさしい」と話す。