こうした科学技術のアイデアは未来の食生活を便利にし、健康と活力を与えてくれる。上海万博には災害や緊急時に役立つ特殊な米飯も展示されている。日本の研究者が開発した「ホッと! ライス」だ。容器の中に水を少し注ぐと、自ら発熱して熱々のごはんになり、電気やガスはまったく必要ない。係員の王夕萌さんは「ホッと! ライス」の特長について次のように紹介する。「災害時の非常食になります。特長の一つは、高圧処理をほどこした無菌米飯なので長期保存が可能であること。5年間保存できます。もう一つは、美味しくて、調理もとても簡単なこと。電気やガスがなくても、簡単な処理によって美味しいご飯になるのです」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年7月5日