会場で植村さんの歌に耳を傾ける来場者
日本のシンガーソングライターである植村花菜さんが、日本産業館のJAL舞台で、「トイレの神様」を披露した。
30分の出演時間に植村さんは4曲を披露。特に最後の1曲の「トイレの神様」は、亡き祖母との思い出を語った感動的な歌で、内容は、トイレを掃除するのが嫌いだった子供の頃の植村さんに祖母は、トイレをきれいに掃除すると「トイレの神様」のように美しくなれると言い、大きくなると祖母に逆らうようなった植村さんは、「トイレの神様」も信じなくなり、大学進学で東京に行ってからは祖母と会うことも少なくなって、入院した祖母を見舞った次の日に祖母が亡くなるというもの。この祖母に対する思いがいっぱい詰まった曲を聞いていた中国人も感動して涙を流した。
公演後の取材で植村さんは、「『トイレの神様』がいることを信じている」と話し、この歌で祖母への思いを表現していると語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年7月15日