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「神舟7号」、宇宙飛行士3人が搭乗
発信時間: 2008-03-04 | チャイナネット
  戚発ジン全国政協委員(元有人宇宙飛行計画有人宇宙船システム総設計士)は先日、今年後半に打ち上げ予定の「神舟7号」について、すべての準備作業が順調に進んでいることを明らかにした。神舟7号には宇宙飛行士3人が乗り込み、船外活動などを行う。「新京報」が伝えた。

  「神舟7号のメインミッションは神舟6号と異なり、2つの大きな特徴がある」と戚委員は指摘する。神舟7号は全負荷活動を行い、宇宙飛行士3人を乗せて3~5日間の宇宙滞在中に正常な活動と生活を維持する必要があり、保障システム・生命維持・エネルギー供給などのシステムはより高い要求を課せられる。3人の宇宙飛行士も船外活動という特殊なミッションを担う。

  中国が長期運行可能なスペースラボを建設するには、まず船外活動、宇宙船の軌道接合・ドッキングなどの課題をクリアしなければならない。ドッキングは神舟7号と神舟9号で実施する計画だ。

  戚委員によると神舟7号は今年後半の時期と天候の良い頃に酒泉衛星発射センターから打ち上げられ、船外活動、宇宙材料実験、小型衛星の放出などを行う。 

  「人民網日本語版」2008年3月4日
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