成都市政府は9月19日に開いた定例記者会見で、成都パンダ繁殖成育研究基地がこのほど、「パンダ繁殖野生化放飼研究センター」の設立申請を市政府に提出したことを明らかにした。パンダを保護し、最終的に自然に帰し、パンダの群れが自己繁殖により生存しつづけることを目的としている。「華西都市報」が伝えた。
成都市パンダ繁殖成育研究基地の張志和氏によると、基地のパンダの群れの繁殖スピードはかなり速く、飼育パンダ数は今後5年間で90~100頭に達する見通しという。これらのパンダを1カ所だけで集中的に飼育し続けると、伝染病が発生した場合の感染リスクが大きく、パンダの身の安全が脅かされる可能性が高い。
「人民網日本語版」2007年9月21日