「再生可能エネルギー資源法」が昨年に中国で実施されてから、現在では、再生可能エネルギー資源は急成長している。

中国再生可能エネルギー学会の石定寰理事長がこのほど、「昨年から、中国は大・中・小の様々な規模の水力発電所を建設しており、風力発電の規模を拡大しつつあり、太陽エネルギー発電も急速に増やしている。特に、太陽エネルギー湯沸かし器の普及に力を入れている」と述べた。

また、同学会の統計によると、昨年、中国の再生可能エネルギーの消費量は、合計2億トンの標準石炭に相当し、エネルギー消費総量の8％を占めた。計画によれば、2020年に、この割合を15％まで伸ばすに至ることになっている。さらに2050年に、30％もしくはそれ以上になる見込みである。

｢中国国際放送局　日本語部｣より2007年11月13日