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IPCC、最終的な気候変動報告書を発表
発信時間: 2007-11-19 | チャイナネット

IPCC・気候変動に関する政府間パネルは17日、スペインのバレンシアで開かれた第27回総会で、気候変動評価報告書の最後の部分の内容を発表した。この報告書は12月インドネシアのバリ島で開かれる気候変動枠組み条約の締約国会議に報告されることになっている。

この報告書では、「気候の温暖化はすでに、明らかな事実である。もし行動しなければ、人類の活動がもたらす気候変動は『急激で後戻りできない』影響をもたらすだろう」と指摘している。

国連のパン・ギムン事務総長は17日、IPCC総会に出席している代表たちに対し、「この報告書はバリ島で開かれる締約国会議で真の突破口を切り開くことに条件を作り上げた。地球温暖化に対応する過程では発展途上国により多くの援助を提供すべきだ」と呼びかけた。

また、欧州委員会のディマス環境委員はこの日声明を発表し、IPCCが発表したこの報告書を積極的に評価し、「この報告書は各国が政策を制定する際に重要な根拠を提供した」と述べた。

「中国国際放送局 日本語部」より2007年11月19日

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