北京市園林緑化局関係筋によると、来年5月までに、北京市の四環路と五環路の間に、郊外エコパーク15カ所がつくられ、無料で市民にオープンされることになっており、向こう三年の間に、北京市は郊外の100余平方キロの中央分離帯に、市民の憩いの場休憩やスポーツ活動のための郊外エコパークを作ることになっている。
同局緑化分離帯建設弁公室の藍斌主任によると、都市部の公園と違って、郊外エコパークは、中央分離帯に対して自然化、公園化の改造を行ったもので、自然と同じよう質素なエコ環境を主とし、人工色を減らし、緑のスペースの拡大を目指している。どの公園の緑化率も90%を下回ってはならない、とされている。また、自然生態景観の基準にもとづいて、郊外エコパークは木の種類の多いことと色彩が豊富な特色をもつものであり、植物の品種は100種類以上に達しなければならない、とされている。
藍斌主任によると、この60カ所の郊外エコパークのいたるところに省エネ・環境保全のコンセプトが具現されている。公園の照明も芝生の灯りも太陽光エネルギーを利用したものであり、湖水もすべで中水を利用したものである。
また、郊外エコパークでは、川、池、小川及び湿地などの地域的条件を活かし、一定数の野生動物の生息地をつくり、野生動物のために望ましい生存空間を確保する。
「チャイナネット」2007年11月21日 |