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四川省九寨溝、一切の映画・ドラマ撮影を謝絶
発信時間: 2007-12-24 | チャイナネット

四川省観光情報センターによると、自然観光地として有名な四川省の九寨溝は、今後一切の映画・ドラマ撮影を謝絶する。「中国新聞網」が伝えた。

実際にはこの措置は今年年初から始まっている。2006年夏に陳凱歌(チェン・カイコー)監督の映画「無極」(日本題:プロミス)撮影班が、雲南省香格里拉(シャングリラ)の自然を破壊したとの報道があった際、九寨溝でもすぐに厳しい調査が行われ、「九寨溝風景名勝区内における映画・ドラマ撮影を厳格に制限する事に関する決定」が打ち出された。

これに関連して昨年末には、九寨溝、峨眉山(四川省)、黄山(安徽省)など33の世界遺産が、保護と開発、利用の中で保護を最優先するとの宣言に共同で署名している。これら世界遺産の利用と開発については、全プロセスが一般大衆とメディアの監視下に置かれ、とりわけ商業開発、映画・ドラマ撮影などの活動については、すべて公表される。

九寨溝管理局の馮剛・副局長は、「香格里拉で映画撮影班が環境破壊を起こした事件以降、中国の多くの観光地は関連の管理法を制定しており、私たちも制定中だ」と述べる。

建設部の専門家は、中国の一部の世界遺産は最近、ますます破壊の脅威の直面しており、中には回復不能な破壊もあると指摘した。

「人民網日本語版」2007年12月24日

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