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07年海洋環境報告「沿岸地域の汚染なお深刻」
発信時間: 2008-01-18 | チャイナネット

国家海洋局は15日、海洋環境に関する3つの報告書(「中国海洋環境質量公報」、「中国海洋災害公報」、「中国海面公報」)を発表した。報告書によると、中国沿岸海域における環境汚染の状況は依然として深刻だ。

「海洋環境質量公報」によると、中国の4大海域(渤海、黄海、東中国海、南中国海)のうち、黄海を除いた3海域では環境汚染が依然として進行している。海洋環境の水質標準に達しない海洋面積は14.5万平方キロで、06年の記録よりわずかに0.4万平方キロ減少。近海海域のほとんどはクリーンな海域とされ、遠海海域の水質は良好な状態を保っているという。海洋汚染を引き起こした主な汚染物質は、前年に引き続き、無機窒素やリン酸塩、油分などだった。

「人民網日本語版」2008年1月18日

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