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遼寧省、ホルチン砂地の防護林に1億元を投入
発信時間: 2008-02-22 | チャイナネット

遼寧省の陳海波福省長は、21日に行われた「遼寧省春の耕作作業テレビ会議」で、遼寧省は今年、ホルチン砂地の防護林プロジェクトに苗木の補助金1億元を投入し、今後3年で遼寧省内の約1000キロのホルチン砂地に、グリーン防護林を建設することを明らかにした。

ホルチン砂地は内モンゴルの東側にあり、5万平方キロの面積を持つ中国最大の砂地である。その南側は遼寧省に接しており、遼寧省の生態系を脅かしている。

三北(西北、華北、東北)防護林などの重点砂漠化防止プロジェクトの実施により、ホルチン砂地の砂の南への移動は一応抑えられている。またホルチン砂地と隣接する遼寧省の砂漠化地域の森林カバー率も、新中国成立当時の2.8%から、2007年の22.3%に上がっている。

「チャイナネット」2008年2月22日

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